宮崎協業プロフィール
1.組織名称 農事組合法人 宮崎協業
2.所在地 茨城県結城市小森807-1
Tel 0296-32-0391
Fax 0296-32-0616
3.組合員数 17戸
4.設立年月日 昭和46年3月20日(宮崎麦作協業組合)
5.法人設立 平成元年1月13日(農事組合法人宮崎協業)
6.経営面積 平成19年現在 (ha)
水田 | 畑 | 計 | ||
組合所有地 | 借地 | |||
麦 | 15.8 | 35.7 | 4.0 | 55.5 |
大豆 | 12.3 | 27.7 | 0 | 40.0 |
飼料稲 | 2.4 | 7.6 | 0 | 10.0 |
食料稲 | 0 | 1.0 | 0 | 1.0 |
そば | 0 | 1.0 | 4.0 | 5.0 |
野菜(ねぎ) | 1.1 | 2.4 | 3.0 | 6.5 |
小計 | 31.6 | 75.4 | 11.0 | 118.0 |
耕地面積 | 15.8 | 41.2 | 5.0 | 62.0 |
7.集団化の契機と発展の経過
宮崎集落は、結城市の中心より約4km南東に位置する鬼怒川流域の沖積土地帯の農業集落で、 昔から地場産業の本場結城紬(国・重要無形文化財)の生産が盛んに行われてきた地域である。
紬織りについては、女性中心であり女性の労働力負担を軽減するために、各農家が農作業の省力 化を積極的に行うようになったが、個々の農家での機械導入であるため、過剰投資が問題となった。
また、中小型農業機械化体系のため、農繁期における労力不足や女性労力の加重問題が解消さ れなかったために、集落として大型農業用機械化体系による経費の節減及び省力化に向けて米麦作 の共同耕作及び作業受託を計画し、昭和46年3月20日組合員19戸で宮崎麦作協業組合を設立す るに至った。
その後、米の生産調整等により経営内容を変えながら運営してきており、平成元年に組織的な再整 備、経営規模の拡大、経営の安定を図るため、農事組合法人宮崎協業となった。
また、平成13年から機械化一貫体系によるねぎ栽培の取り組みを始め、普通作(麦、大豆、そば) と野菜作との両立をはかり、新しい農業経営スタイルを確立しつつある。
平成18年度からは、転作田に発酵飼料稲を導入し耕畜連携を図る。
また、食料稲の栽培、直売を目指す。
8.沿革
昭和46年 | 宮崎麦作協業組合(組合員19戸 出役者22名 内9名がオペレーター) トラクター(46hp)2台 普通型コンバイン(刈幅3.3m)1台 乾燥調整施設などを導入 土地基盤整備 30ha (昭和48年完成) |
昭和56年 | 水田利用再編対策事業により、水田の15.7ha全面転作により、麦、大豆の作付けとなる。 |
昭和59・60年 | 乾燥調整施設(ライスセンター)の整備により刈取・乾燥調整・出荷までの作業受託が可能となり、麦及び大豆の機械化 一貫体系が確立し、規模拡大を図る。 |
平成元年 | 農事組合法人 宮崎協業を設立する。 |
平成3年 | そばの栽培を始める。 |
平成12年 | ねぎの栽培を始める。全自動播種機・移植機を導入 |
平成13年 | ねぎ生産における機械化一貫体系が確立する。ねぎ調整機・収穫機・乗用管理機・ブームスプレヤ―を導入。 |
平成18年 | 飼料用稲(ホールクロップサイレージ)を試験導入 |
平成19年 | 飼料用稲10ha作付及び食料用稲1haを作付 |